今年の郷土作家シリーズでは、二人の書家を紹介します。一人は池内艸舟(そうしゅう)、もう一人はその高弟である山口南艸(なんそう)。二人の若かりし頃から晩年の作品を通して、その出会いと軌跡をたどります。
今年の郷土作家シリーズは、かな書家池内艸舟(1914-1993)とその高弟、山口南艸(1931-2004)の作品を紹介します。艸舟は明石市和坂に生まれました。教師として教壇に立つ傍ら創作活動に励み、1962年に日展で特選、1969年日展菊花賞など数多くの賞を受賞し、関西書壇を牽引していきました。
南艸は神戸に生まれました。小学校3年生のときに担任だった艸舟はその頃から南艸の才能を見出していたといいます。30歳のころ師のもとでかな書を学ぶため、明石に住まいを移しました。そして、書道「草心会」を立ち上げ、艸舟からかな書の心を受け継ぎました。
本展覧会では二人の若かりし頃から晩年の作品まで、日展出品作なども含めて展示します。
また、近年当館に寄贈された作品も初公開します。
観覧料 |
大人 : 200円 大学・高校生 : 150円 中学生以下 : 無料 *20名以上の団体は2割引、高年手帳等(65歳以上)・障害者手帳提示にて半額。 |
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開催場所 | 明石市立文化博物館 |
休館日 | 【開館時間】9時30分~18時30分(入館は18時まで) *月曜休館 |
主催 | 明石市立文化博物館 |
後援 | 兵庫県、兵庫県教育委員会、明石市教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、 財団法人 兵庫県学校厚生会、神戸新聞社、NHK神戸放送局、サンテレビジョン、ラジオ関西、明石ケーブルテレビ |
問い合わせ | 明石市立文化博物館(電話:078-918-5400) |
*いずれも観覧券が必要です*
日時・講師:①6月1日(日) ・阪本千楸氏(草心会理事長)
②6月14日(土)・倉橋奇艸氏(草心会副理事長)
③6月21日(土)・阪本千楸氏、倉橋奇艸氏
日時:6月14日(土)①10時~「美しいかなを書く」②14時~「墨であそぼう」
講師:①倉橋奇艸氏 ②上田和草氏、長谷川艸苑氏、和田葉山氏
対象:①一般 ②小学生・中学生
定員:各回20名(応募多数の場合抽選)
参加費:①500円 ②300円
*往復はがきに住所、参加者氏名、年齢、電話番号、参加人数、参加希望ワークショップ番号を明記し、当館まで(6月4日締切)
*応募は締め切りました*
日時:6月28日(土)14時~(約30分)
出演:明石フィルハーモニー管弦楽団木管五重奏団