今年の郷土作家シリーズは、洋画家・石田一二(1924-1998)の旅した軌跡を、油彩画を中心に紹介します。
石田一二は、大正13年(1924)に明石で生まれました。兵庫師範学校卒業後、教壇に立つ傍ら画業に励み、昭和28年(1953)に兵庫県展で受賞。その後兵庫県教育委員会指導員や明石市展審査員を務め、昭和51年(1976)には明石市文化功労賞を受賞しました。
作中では郷土明石の風景をはじめ、ヨーロッパや東南アジア、中国などをめぐり、運河や港といった水辺の風景を多く描いています。明石の街並みを描いた作品では、その情景を丁寧に描写しており、明石への郷土愛をうかがい知ることができます。
本展では、館に寄贈された作品から油彩画、明石市の成人式のポスターなど約35点を展示し、石田一二のみた風景とその画業を紹介します。
作品を通して、石田一二が旅した世界と、過ぎし日の明石の姿にふれてみてください。
観覧料 |
大人 : 200円 大学・高校生 : 150円 中学生以下 : 無料 *20名以上の団体は2割引、高年手帳等(65歳以上)・障害者手帳提示にて半額。 |
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開催場所 | 明石市立文化博物館 1階特別展示室 |
休館日 | 【開館時間】9時30分~18時30分(入館は18時まで) *月曜休館 |
主催 | 明石市立文化博物館 |
後援 | 兵庫県、兵庫県教育委員会、明石市教育委員会、公益財団法人兵庫県芸術文化協会、公益財団法人明石文化芸術創生財団、一般財団法人兵庫県学校厚生会、神戸新聞社、NHK神戸放送局、サンテレビジョン、ラジオ関西、明石ケーブルテレビ |
問い合わせ | 明石市立文化博物館(電話:078-918-5400) |
※すべて要観覧料※
画材はクーピーや色鉛筆をご用意いたします。画用紙や画板等、必要なものは、当館でご用意いたしますので、どうぞ手ぶらでお越しください。
当館テラスは、明石海峡や明石の街並みが一望できる隠れた絶景スポットです。そのテラスで、明石の風景を身近な画材で楽しく描いてみましょう。
完成した絵は、当館ロビーに展示予定です。お子さんから大人の方まで、ふるってご参加ください!
日時:6月19日(日)午後1時~
対象:小学生以上(大人、親子の参加もできます)
参加費:100円
定員:30名
講師:竹中 信清氏 (洋画家)
【申込方法】往復はがきに「住所、参加者全員の氏名、電話番号」を明記し、当館「風景画体験係」まで。
(6月10日必着。応募者多数の場合は抽選。)
日時:7月3日(日) 午後2時~(約40分)
出演者:ソプラノデュオ Wa&O;(ワオ)、本梅 靖子(ピアノ)
日時:6月12日(日)、6月26日(日)、7月2日(土)
いずれも午後2時~
「わたしの明石新風土記」
あなたのお気に入りの明石の風景やその場所の思い出などを、絵や写真、文章で自由に描いてください。詳細は当館会場かホームページでお知らせします。展覧会会期中実施。