明石市立文化博物館では開館以来毎年、昭和のくらしをふり返る「くらしのうつりかわり展」を開催しており、今年で19回目を迎えます。本展覧会は小学校3年生、4年生の社会科学習・総合学習授業の一環として、明石市内だけではなく、市外からも多数の小学生が訪れます。また、昭和世代である博物館ボランティアから、平成世代の小学生へと文化を受け継ぐ交流の場としての役割も果たしています。
昭和20年(1945)、日本が敗戦し、人々の暮らしは貧しく、物がない生活を強いられました。しかし、食料や生活用品が無い中、人々は知恵をしぼり助け合い、質素ながらもたくましく生きた時代です。
昭和30年(1955)になると、高度経済成長期が始まります。この頃、電気釜や自動洗濯機、冷蔵庫、テレビなどの電化製品が次々に発売されました。世の中にはモノが溢れ、貧しい日本から豊かな日本へと大きな変化がうまれました。そんな戦後貧しい日本の昭和20年代から、高度成長期の豊かな日本へと移行する昭和30年代の生活風景を中心として、写真や道具を通し、ある家族の1日の過ごし方を時系列ごとに追いながら、モノや世相のうつりかわりをご紹介します。
観覧料 |
大人 : 200円 大高生 : 150円 中小生 : 100円 *20名以上の団体は2割引、高年手帳(65歳以上)・障害者手帳提示にて半額 |
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開催場所 | 明石市立文化博物館(明石市上ノ丸2丁目13-1) 1階特別展示室、ロビー、体験学習室 【開館時間】午前9時30分~午後6時30分(入館は閉館の30分前まで) |
休館日 | 会期中無休 |
主催 | 明石市立文化博物館 |
後援 | 兵庫県、兵庫県教育委員会、明石市教育委員会、財団法人 兵庫県学校厚生会、 朝日新聞神戸総局、毎日新聞神戸支局、読売新聞神戸総局、産経新聞神戸総局、 日本経済新聞社、神戸新聞社、NHK神戸放送局、サンテレビジョン、ラジオ関西、 明石ケーブルテレビ |
問い合わせ | 明石市立文化博物館(078-918-5400) |
◆おっちゃんの紙芝居
日時:2月27日(日)、3月6日(日)、3月20日(日) 午前11時~(約30分)
演者:阿部元則さん *当日自由参加
◆おもちゃ作り
日時:2月27日(日)、3月20日(日) 午後2時~(約2時間)
場所:当館会議室
定員:各回30人(対象:小学生)
材料費:300円(別途観覧料)
申込:【2月27日】2月1日午前10時より電話受付
【3月20日】3月1日午前10時より電話受付
◆ロビーコンサート
日時:2月19日(土)、3月12日(土) 午後2時~(約30分)
場所:当館ロビー *当日自由参加
出演:[2/19]藤谷勝(ハーモニカ)[3/20] 木村友香(fl)、小幡文香(pf)、岡崎典子(pf)