本展覧会では、日本の戦国時代から江戸時代の甲冑と武具を中心に蒐集した個人コレクションの中から、鎧、兜、刀剣、槍、火縄銃などの貴重な資料約100点を展示します。
敵の攻撃から身を守る防具として作られた甲冑は、武器の発達とともに個人から集団へという合戦形式の変化によって、その形を変えていきました。今から600年前に始まる戦国時代は、名だたる武将たちが群雄割拠し、播磨の地でも戦が続いた時代でした。度重なる戦のために実用本位の簡便な甲冑が要求され、また西洋甲冑の影響を受けた、いわゆる当世具足が出現しました。
他にも武具のひとつであるポルトガル伝来の形を伝える江戸時代の薩摩筒(火縄銃)や顔の防具のひとつである面具(面頬)のコレクションも見どころのひとつです。
歴史の流れに思いを馳せ、武家文化と甲冑や武具の変遷、精緻な工芸技術をご鑑賞下さい。
観覧料 |
大人 : 200円 大高生 : 150円 中小生 : 100円 ・20人以上の団体は2割引 ・65歳以上の方100円(要証明・他の割引と併用できません) ・障害者手帳等をお持ちの方 各料金より半額 (要証明・他の割引と併用できません) ・小中学生は「のびのびパスポート」が利用できます |
---|---|
開催場所 | 明石市立文化博物館 開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日・第3火曜日 |
問い合わせ | 明石市立文化博物館(078-918-5400) |
日時 平成18年7月2日(日) 午後1時30分から
会場 当館1階 特別展示室
講師 日本甲冑武具研究保存会
専務理事 白綾基之 氏
近畿支部長 小林 良 氏
申込み 不要
料金 聴講には展覧会観覧料が必要です。