企画展発掘された明石の歴史展 明石の近世Ⅱー出土品が語る城下のくらしー2018年11月 3日~2018年12月 9日
明石城下を発掘調査すると、様々な考古資料が出土します。それらから、江戸時代の武士や町人のくらしぶりが見えてきます。
また、長寿院に埋葬された藩主の正室や子息の墓から出土した、工芸品なども展示します。
今年で26回目になる「発掘された明石の歴史展」は、昨年の明石城築城時の姿を取り上げた「明石の近世」に続き、江戸時代後半期の姿を紹介します。天和2(1682)年に越前大野から松平直明が明石城に入封して以降、幕末までこの越前松平家が代々藩主を務めました。この時期の遺物は瓦や陶磁器をはじめとして、武家屋敷跡や町屋跡から数多く見つかっています。こうした出土品を通して、城下の変遷や人々の暮らしぶりを紹介します。地中からよみがえった明石の歴史をご堪能ください。
関連イベント
【1】【2】【3】それぞれに事前申込みが必要です。(応募者多数の場合は抽選)
往復はがきに、「イベント名、参加者全員の氏名、代表者の郵便番号・住所・電話番号、参加人数)をご記入のうえ下記まで。
〒673-0846 明石市上ノ丸2丁目13番1号 明石市立文化博物館
【1】講演会とシンポジウム ※要申込み(10月20日(土)必着)※要観覧料
日時:11月3日(土・祝) 13:00~16:30
第1 部 基調講演 狭川 真一 氏(元興寺文化財研究所副所長)
「江戸時代の墓と石造品」
第2 部 基調報告
「姫路の大名墓」多田 暢久 氏(姫路市立城郭研究室)
「明治藩主の墓」春成 秀爾 氏(国立歴史民俗博物館名誉教授)
第3 部 シンポジウム
パネラー:狭川 真一 氏・春成 秀爾 氏・多田 暢久 氏
コーディネーター:丸山 潔 氏(元神戸市教育委員会)
定員:80名
参加費:無料(当日有効の観覧券が必要です)
【2】展示関連ウォーク ※要申込み(10月20日(土)必着)
日時:11月4日(日) 13:30~16:00
山電人丸前駅改札口 → 長寿院 → 雲晴寺 → 亀の水 → 本松寺 → 明石神社 → 明石市立文化博物館
※全行程歩行距離はおよそ1.8㎞です。
定員:20名
参加費:1人 300円(資料代)
【3】講演会 ※要申込み(11月20日(火)必着)※要観覧料
日時:12月1日(土) 13:30~15:30
「発掘された城下のくらし」 稲原 昭嘉(明石市文化振興課)
「明石藩の台場」丸山 潔 氏(元神戸市教育委員会)
定員:80名
参加費:無料(当日有効の観覧券が必要です)