2025年11月13日ー 2026年1月12日
「発掘された明石の歴史展」は市内の発掘調査によって出土した資料を中心に取り上げ、そこから明らかにされた先人たちのくらしぶりを広く知っていただく機会として開催しています。
「発掘された明石の歴史展」は市内の発掘調査によって出土した資料を中心に取り上げ、そこから明らかにされた先人たちのくらしぶりを広く知っていただく機会として開催しています。
今年度の「発掘された明石の歴史展」は「船上城から明石城へ」と題して、明石地域の中世から近世にかけての城郭を取り上げます。
船上城は、明石川の河口西側にキリシタン大名として有名な高山右近によって築城されました。最後の城主小笠原忠真が元和5年(1619)に明石城を築城し、船上城は廃城となりました。
近年、船上城跡や明石城下町跡の発掘調査が進展し、瓦や陶磁器類が数多く出土しています。それらから、城や城下を取り巻く当時の姿が徐々に明らかになってきました。最新の発掘調査成果を通し、明石地域で展開した城郭の歴史を紹介します。
① 講演会・シンポジウム(要申込・先着順)
2025年12月13日(土) 13:00~16:00
基調講演
「赤色立体図からみた明石の城」 永惠 裕和(兵庫県立考古博物館)
講演
「明石城築城以前の上ノ丸台地」春成 秀爾(国立歴史民俗博物館名誉教授)
「文献から見た明石の城郭立地」高橋 明裕(立命館大学非常勤講師)
シンポジウム 永惠 裕和 / 春成 秀爾 / 高橋 明裕
コーディネーター 丸山 潔(明石市文化財保護審議会委員)
※ 参加には事前申し込みが必要です。
以下のフォームからお申し込みください。
申込期間(先着順):
11月2日(日)午前10時から12月12日(金)まで
>> 申込フォーム
② 講演会(要申込)
2026年1月10日(土) 13:00~15:00
報告
「船上城の発掘調査成果から」稲原 昭嘉(明石市歴史文化財担当)
講演
「CG再現で考える明石城の構造」本岡 勇一(城郭研究家)
※ 参加には事前申し込みが必要です(先着順)。
以下のフォームからお申し込みください。
申込期間(先着順):
11月2日(日)午前10時から1月9日(金)まで
>> 申込フォーム
※ 定員に達した場合は、最初の質問に回答できません。
※ 上記の方法でのお申し込みが難しい場合や、お申し込み後にキャンセルや人数が減る場合は、お電話でお問い合わせください。
[お問い合わせ]
明石市文化スポーツ室 歴史文化財担当
TEL:078-918-5629
日曜・月曜・祝日以外の9:00~17:30
2025年9月20日ー 2025年11月 3日
梁田蛻巌(やなだぜいがん)は江戸時代中期における屈指の漢詩人として知られる人物です。蛻巌はその後半生を明石藩に仕える儒者として暮らしました。蛻巌は、幕府の儒官であった新井白石や室鳩巣らとも交流があったことで知られています。
画家・蘭学者として有名な渡辺崋山(かざん)もまた明石にゆかりのある人物です。三河国(現愛知県)田原藩士として江戸で暮らした崋山は、江戸詰めの明石藩士たちと絵画サロンを通じて盛んに交流しました。
本展では、梁田蛻巌の遺した漢詩や碑文から、当時の明石のすがたや周囲の人々との交流を、また、渡辺崋山と弟子の椿椿山の絵画や文献資料から、崋山たちと明石藩主・藩士とのあまり知られていない関係についてご紹介します。
※ 参加には観覧券が必要です。
① 講演会「梁田蛻巌と明石の人びと」
日時:9月27日(土) 13:30~15:00 定員80名(要申込)
講師:石橋 知之氏
(神戸大学大学院人文学研究科地域連携センター学術研究員)
場所:当館2階大会議室
申込フォーム
② 講演会「明石藩の絵画について」
日時:9月28日(日) 13:30~15:00 定員80名(要申込)
講師:橋本 寛子氏
(神戸女学院大学等兼任講師)
場所:当館2階大会議室
申込フォーム
③ 講演会「明石の地球儀とその原図について―明石と津山をつなぐ蘭学の糸―」
日時:10月4日(土) 13:30~15:00 定員80名(要申込)
講師:小島 徹氏
(津山洋学資料館館長)
場所:当館2階大会議室
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④ はじめての古文書講座
日時:10月26日(日) 13:30~15:00 定員60名(要申込)
講師:当館学芸員
場所:当館2階大会議室
申込フォーム
⑤ 展示解説
日時:毎土曜日(9/27、10/4を除く)
午前の部 10:30~11:30 申込不要
午後の部 13:30~14:30 申込不要
場所:当館1階特別展示室
イベント申込方法
・9月2日(火)午前10時~前日午後5時までに当館ホームページの申込フォームから先着順で受付します。ホームページから申込みができない場合は電話でお問い合わせください。
・申し込み後にキャンセルや人数が減る場合は、電話またはメールにてご連絡ください。
・各イベントでは、手話通訳者・要約筆記者の派遣が可能です。ご希望の方は申込フォームまたはお電話にて、各イベントの2週間前までにご連絡ください。
2025年7月19日ー 2025年9月 7日
明石の海の砂を使い、やさしく幻想的な作品を生み出す画家・絵本作家 たなかしん。
絵本作家としての活動20周年を記念し、アトリエのある明石の地で、初期から最新作までの絵本原画、絵画、立体作品を一堂に紹介する初の大規模展覧会を開催します。
明石の海の砂を使い、やさしく幻想的な作品を生み出す画家・絵本作家 たなかしん。
絵本作家としての活動20周年を記念し、アトリエのある明石の地で、初期から最新作までの絵本原画、絵画、立体作品を一堂に紹介する初の大規模展覧会を開催します。
「海の砂には、山から運ばれてきた岩や砂、海で育まれた貝殻や珊瑚のかけらなど、まるで地球そのものが含まれているよう」(たなかしん)
たなかしんは、海の砂を絵の下地に用いた独自の技法で、あたたかく包み込むような画風を確立し、画家として国内外での展覧会や壁画制作にも取り組む一方、絵本作家として、大人から子どもまで、幅広い世代の心にそっと寄り添う数多くの絵本を発表しています。
本展は、たなかしんがこれまで紡いできた物語の“かけら”で構成されています。作品に込めた想いや創作のひみつにふれる章「こころのかけら」「えほんのかけら」「そうぞうのかけら」に続き、最後の章「みんなのかけら」では、訪れた人自身が物語を紡ぐひとりになります。感じたことや心に残った言葉、広がる想像―それぞれが、新しい物語の“かけら”となっていきます。
会場では、映像制作や展示デザインも手がけるアートユニットplaplax(プラプラックス)によるインタラクティブ作品、触れて楽しめる作品、ゆっくりと絵本を読めるスペースもご用意。おとなもこどもも、たなかしんの世界を体感できる展覧会です。
——地球の記憶を宿した砂と、あふれる想像力が紡ぐたなかしんの物語。
本展で、あなたの中にどんな“かけら”が見つかるでしょうか。
観覧料 |
大人 1,000円(800円)、大学・高校生 700円(560円)、中学生以下無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※ 65歳以上の方は半額(生年月日の分かるものをご提示ください) ※ 身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・ミライロID手帳提示の方と介護者1名は半額 ※ シニアいきいきパスポート提示で無料 |
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開催場所 | 明石市立文化博物館 1階特別展示室及び2階ギャラリー |
休館日 | 会期中無休 【開館時間】9時30分~18時30分(入館は18時まで) |
主催 | 明石市立文化博物館 |
後援 | 明石市教育委員会 |
追加情報 (協力など) |
協力: あかし市民図書館、明石市立天文科学館、公益財団法人明石文化国際創生財団、公益財団法人 兵庫県園芸・公園協会、THE TANPENS、ピオレ明石、アスピア明石、ジュンク堂書店明石店 |
問い合わせ | 明石市立文化博物館(電話:078-918-5400) |
1. 読み聞かせ&コンサート
日時:7月19日(土) 14:00~15:30
出演者:たなかしん、竹澤汀(シンガーソングライター)
2. ギャラリートーク
日時:7月19日(土) 10:30~12:00
8月 3日(日) 10:30~12:00
3. 画集や絵本の制作秘話を語る!
日時:8月3日(日) 13:30~15:00
出演者:たなかしん・大塚啓志郎(ライツ社代表取締役)
定員:80名
参加方法:事前申込(先着順)
申込フォーム
4. たなかしんさんと新聞紙で動物を作ろう
日時:7月27日(日) 13:30~15:00
8月17日(日) 13:30~15:00 定員:1回20名 対象:こどもむけ(未就学児~)
参加方法:事前申込(先着順)
申込フォーム
5. 「みんなのかけら」ライブペインティング
日時:①7月27日(日) 10:30~11:30
②8月24日(日) 10:30~11:30
内容:①では、作品の下絵を描きます。②では、作品を完成させます。
6. 絵本ソムリエサンプルパパ&理音(ハープ奏者)
日時:8月16日(土) 16:30~18:00(大人向け)
8月17日(日) 10:30~12:00(こども向け)
3・4のイベントは要事前申込(先着制)。
申し込みは2025年7月5日(土)10:00~開始(定員に達し次第締切)
各イベント終了後、たなかしんによるサイン会を実施します。
各イベントには手話通訳・要約筆記者の派遣ができます。
希望される方は、各イベントの14日前までにご連絡ください。
ご記入いただいた個人情報は、イベントの当落通知にのみ使用します。
〇 絵本原画展コラボ企画
この夏、絵本原画の展覧会を開催する4つの館のコラボ企画を実施!
・明石市立文化博物館
・尼崎市総合文化センター
・神戸ファッション美術館
・西宮市大谷記念美術館
本館以外の対象の展覧会の半券をご提示いただくと、以下の特典があります。
① 一般(大人)の当日券をお求めの方は所定の割引
② 各館先着100名様に缶バッジをプレゼント
\7月21日(月・祝)は無料開館日/(ひょうごプレミアム芸術デー)
ケアでひらくミュージアム「みる きく はなすー対話・多言語で広がるアートー」
※兵庫プレミアム芸術デー参加イベント 無料開館
「たなかしんさんの絵本を3か国語できいてみよう!」他、ドキュメンタリー映画上映会等、様々なイベントを開催します。
キッチンカーも登場!
詳しくはこちら
事業所によるキッチンカー出店
日 時 8月17日(日)10:00~16:00
内 容 かき氷・焼きそば・飲み物等の販売
《館外関連イベント》
⓵明石公園内、アカシパークギャラリーにてパネル展の開催
日 時: 6月19日(木)~6月25日(水)
10:00~17:00
協 力: :公益財団法人兵庫県園芸・公園協会
②ASPIA GALLERY STREETにてパネル展の開催
日 時 :8月1日(金)~8月12日(火)
10:00~20:00
協 力 :公益財団法人明石文化国際創生財団
◎明石市立天文科学館×あかし市民図書館×明石市立文化博物館コラボイベント「星空の下のおはなし会」
※詳しくは各館ホームページ、または広報誌をご覧ください。
2025年5月24日ー 2025年7月 6日
明治18年(1885)に明石の樽屋町に生まれた横山蜃楼は、明治から昭和にかけて明石での俳句文化の醸成に貢献した人物です。
蜃楼は大阪にて活躍した俳人 松瀬青々(まつせせいせい)に師事し、30歳で所属する倦鳥(けんちょう)派の大家となるほどの俳句の才を持ち、大正14年(1925)に創刊した俳誌「漁火(いさりび)」は門下詩友が全国に及ぶなど、彼の与えた影響は明石だけに止まりません。また、俳人でありながら緻密なスケッチを残すなど絵を描くことも得意としました。
本展では、蜃楼自筆の短冊や植物のスケッチ、同門俳人の短冊などの展示を通して、蜃楼の俳句が表現する四季を辿りながら蜃楼の業績を紹介します。
俳句対談
日時:6月7日(土) 13時30分~15時
場所:2階大会議室
定員:80名
話者:今井豊 氏(「いぶき」代表)
津川絵理子 氏(「南風」顧問)
参加費:無料
申込み方法:Webフォーム、もしくは往復はがきにてお申込みください。
(往復はがきの場合)「イベント名、参加者全員の氏名、参加人数(1組2名まで)、代表者の郵便番号・住所・電話番号」を書いて当館までお送りください。≪〆切:5月27日(火)必着≫
※応募者多数の場合は抽選。
※上記の必要事項が明記されていない場合は応募が無効になることがあります。
※ご記入いただいた個人情報はイベントの当落通知にのみ使用します。
下記のフォームからもしくは当館ホームページより申込みください。
投句ライブ
日時:6月22日(日)13時30分~15時30分
司会:今井豊氏(「いぶき」代表)
選者:堀瞳子 氏(俳人協会評議員、「鳳」副主宰、「運河」同人)
常原拓 氏(「秋草」会員)
定員:50人
場所:2階大会議室
参加費:無料
投句受付方法:イベント当日(6月22日(日))の12時30分~13時25分の間に、2階大会議室のイベント受付にて、当館指定の用紙に自作俳句を書き込みご提出ください。(先着50名2句出句)
ギャラリートーク
日時:5月24日(土)13時30分~
6月14日(土)10時30分~、13時30分~ (各回30分程度)
講師:当館学芸員
場所:1階特別展示室
※各イベントでは、手話通訳者・要約筆記者の派遣が可能です(14日前までに要連絡)。